> TOP > −良いコンクリートをめざして− 高性能AE減水剤について 通常強度のコンクリート |
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こちらのページは高性能AE減水剤について紹介します はじめに・用語 | 規格・基準 | 高減水とスランプ保持機構 | 通常強度のコンクリート | 高強度・超高強度コンクリート | 高流動コンクリート | 高性能AE減水剤(収縮低減タイプ) | 高性能AE減水剤(増粘剤一液タイプ) | 参考文献 |
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4-1. 配(調)合の定め方 | 4-2. スランプ | 4-3. 単位水量 | 4-4. 単位セメント量 | 4-5. 粗骨材かさ容積(細骨材率) 4-6. 高性能AE減水剤の使用量 | 4-7. 空気量 | 4-8.配(調)合の決定 | 4-9. 減水性能に及ぼす影響 4-10. スランプ及び空気量の経時変化 | 4-11. 凝結時間 | 4-12. 高性能AE減水剤の混合 |
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4.通常強度のコンクリート |
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図4−9は、セメントの種類別にスランプ及び空気量の経時変化を図4−10は、実機によるスランプの経時変化を温度別に示したもので、いずれの温度条件でも高性能AE減水剤を用いたコンクリートのスランプは90分程度まで保持できることがわかります。ただし、ポリカルボン酸系の一部の製品では、特に低温の場合には、スランプが練混ぜから時間の経過に伴い増大する場合があるので、所要のスランプの管理に注意が必要です。 図4−9 各種セメントが高性能AE減水剤コンクリートのスランプ及び空気量の経時低下量に与える影響*4 図4−10 実機におけるスランプ経時変化*1
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高性能AE減水剤を用いたコンクリートの凝結時間は、AE減水剤を用いたコンクリートの凝結時間と比較して遅延する傾向にありますが、極端に高い減水率が得られる使用量でない限り、実際上の施工に支障をきたすような凝結遅延ではありません。
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銘柄や主成分の異なる高性能AE減水剤を混合しますと沈殿やゲル等が生じるおそれがありますので、決して混合しないでください。また主成分の異なる高性能AE減水剤を用いたコンクリートを連続で練り混ぜる場合は、後のコンクリートのスランプや空気量に影響がでたり、別々に練り混せられたコンクリートがポンプ車のホッパーで混合された場合などではコンクリートにこわばりが生じることもありますので注意してください。
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